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犬同士

あれから二週間。相変わらず余震は続いています。

あの日、帰宅した私をいつもと同じように迎えたタピオですが、あれからずっと緊張しています。

揺れても人間はあわてない、騒がない、揺れたら犬にはおやつ、を試してみましたが、地震発生から二~三日はおやつをあげても食べられない状態が続きました。(あの大揺れの時に家にいて、この対処ができていれば、こんなに緊張が続く事はなかったのだと思います。でも食事はきっちり完食しますので、ご心配なく^^)

眠っていてもさっと首を上げて天井をにらみます。リビングならば落ちてきた花瓶があった場所をみつめます。そして、揺れがきて、慌ててタピオが私の元にやってくる。そんな毎日です。

少し余震が治まり始めたかと思った時に起きた静岡震源の地震。その翌日の緊張度といったら並大抵の物ではありませんでした。三年前の右も左も恐い物だらけの状態に戻ってしまったかのようでした。どれぐらい緊張していたかというと、散歩中に出会う小学生の集団、見知らぬ犬にはことごとく吠えるし、川沿いを散歩すれば対岸のランナーが足を止めてストレッチをし始めたのが気に入らないと睨めつけてガウガウする(笑い話のようですが)ーーそんな感じです。かといって、事前に吠えそうな対象物を回避しようと思っても譲りません。

散歩も日常生活もゆったりのんびりを心がけました。私なんて料理中に鼻歌まで出る始末…。それなのにやっぱりタピオの緊張は取れませんでした。大好きな宝探しゲームでさえ途中で諦めてしまいます。地形的に平坦でない場所の散歩は避けていたのですが、思い立って週に何度か行く大きめの公園に行ってみました。起伏も池もあるので頻繁な余震がある中、あまり長居するつもりではなかったのですが、そこで知り合いのJRTに会ったのです。

タピオは挨拶はサラッと軽くしたいタイプ。匂いを長く嗅がれるのは苦手で相手があまりしつこいと唸ります。気が合えば初めてのコとは少し遊びますが、仲良くなったらもうあまり遊びません。多分、遊びは相手を知る手段なのでしょう。だから、再会した時の挨拶も自分が匂い取りに忙しければ実にあっさりしたものです。ところが、そのJRTのコは遊び好きで、普段から相手の匂いはお尻も体も口元も耳も全部丹念にチェックしたいタイプ。そのコと挨拶させる時はいつも慎重に近づけて様子を見ていました。

でも、その日は少し様子が違っていました。いつもは友達であれ、初対面であれ、犬に気づいたらまずは遠巻きに観察するのに、私の顔をちらっと見てからスタスタとそのコの前まで行ったのです。お互いに軽く首元の匂いを嗅いだかと思ったら、タピオが少し離れてプレイバウ。相手もそれに応えて遊びに誘います。そして二匹でクルクルと何回か回り、また匂いを嗅ぐ。その瞬間にタピオの緊張がはじけ飛んだのが私には分かりました。実際、公園からの帰りは、行きとは別の犬のようにリラックスしていました。

今も余震があればさっと私の元にやってくる事に変わりはありませんが、以前のような極度の緊張は見られません。彼の緊張感を解いてくれたのは意外にも普段は少し苦手なお友達ワンコとの再会だったようです。やはり、犬は犬同士という事なのでしょうか。
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| ハハのひとりごと | 16:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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